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【バックナンバー】# 68 Free paper Dictionary

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平成11年6月15日発行　偶数月15日発行　NO 0068
文北山耕平　写真　柴田譲治「雲のごとくリアルに」長い距離を旅して遠くまで行ってきたある編集者のオデッセイ。その連載9回目だ。この回のキャロル（矢沢永吉の最初のバンド）の話には、ある種の世代はガツンとくるはず。
で、このシリーズ、文中のカットで見せる写真は必ず雲の写真を使うこと。縛りの連載だったが、その理由は？北山さん曰く、最後に分かる。はずだったが、いつの間にか連載は終わっていた。「もしあなたが牢屋から出たいというなら、なによりもまず自分が牢屋の中にいることを自覚しなければならない。牢屋の中にいて自分のことを自由だと考えている限り、あなたは牢屋から逃げ出すことはできない」
- グルジャエフ　まさにその言葉通りの生き方しか出来なかった情けない自分に出会う厳しい記録でもある。が、地方版ディクショナリーを始め、編集内容には勢いがあって、選曲リストも含めなかなか見逃せない号でアモルファス。